
患者さんの機能面・審美面のご要望に合わせ、
よりよい素材を提案します
審美歯科
審美歯科では、保険診療では使用できない素材を取り扱うことで、機能の回復と見た目の美しさの両立を目指します。そのため、より患者さんのご要望に合わせた治療のご提供が可能です。「銀歯を白い歯に変えたい」「より長持ちする詰め物や被せ物を利用したい」などのお悩みやご要望がある場合は、患者さんに合った素材をご提案させていただきます。ぜひ当院にご相談ください。
こんなお悩みありませんか
- 銀歯から白い歯になりたい
- 歯の黄ばみが気になる
- 咬み心地の良い詰め物・被せ物にしたい
- 第一印象を良くしたい
- 歯の黄ばみが気になる
- 自分に一番合う素材がわからない

技工所の得意分野に応じて依頼先を選定しています
当院は6つの技工所と常にやり取りしており、技工所の得意分野に応じて、技工物作製の依頼先を適宜選定しています。「入れ歯作製ならその作製が得意な技工所」「インプラントならその経験が豊富な技工所」と技工物によって使い分けをしているので、精度の高いものを患者さんにご提供することができます。
保険と自費の詰め物・被せ物の違い
保険診療 | 自費診療 | |
---|---|---|
素材 | プラスチック素材や銀歯 | 患者さんの要望によって様々な素材が選択可能 |
むし歯の再発リスク | 歯質とのすき間ができやすく、再発リスク高い | 歯質との適合性も高く、むし歯の再発リスクが低い |
耐久性 | プラスチック素材だと割れやすい、変色・摩耗が起こりやすい | 経年的な摩耗・変色も起こりにくい |
見た目 | 自然の歯との差異がわかりやすい | 自然の歯に近い、見た目に差異がでない素材もある |
費用 | 保険が適用されるため、安価 | 素材によるが、高額になることもある |
当院で扱う詰め物・被せ物
コンポレットレジン(保険適用)
コンポジットレジンはセラミックの粒子と合成樹脂を合わせているのが特徴です。審美性に優れていて、金属アレルギーのリスクもないことから現在多くの方々の治療に役立っています。保険適用のため治療費が安価になりますが、自費診療の素材よりは耐久性が低く、変色しやすいなどの特徴もあります。
オールセラミック

全てセラミックでできている被せ物です。他の歯との色調調整を細かく行え、天然歯の色合いに近づけることが可能です。また汚れが付きにくく、劣化も生じにくいことから、むし歯の再発を防ぐ効果も期待できます。
Merit
メリット
- 見た目は天然歯のように透明感があり、自然な色合いを再現できる。
- 汚れに強い。
- 金属アレルギーの心配がない。
- 耐久性があり、摩耗しにくい。
- 長期間の使用でも、着色や変色が少ない。
- 加工しやすい素材のため、精密さにこだわった治療ができる。
Demerit
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- 強い衝撃で破折・破損してしまうことがある。
- 奥歯のように噛む力が特に強い歯には使用が難しい。
- 強度を保つために、銀歯に比べると歯を削る量がやや多い。
- 治療期間/回数
- 3週間~3ヶ月/3~5回
- 費用
- 110,000~165,000円(税込)
ジルコニア

整形外科などで義肢に使われるほど、体にやさしい素材。それがジルコニアです。歯の本数や噛み合わせなどを問わず、さまざまな箇所に使えるのがメリットと言えます。特に奥歯などの噛む力が強い場所には、ジルコニアがおすすめです。
Merit
メリット
- 白く自然な透明感があり、装着している際の違和感がない。
- 金属アレルギーの心配がない。
- 長期使用した場合でも変色に強い。
- 金属やプラスチックよりも強度があり安心して使用できる。
- 高い耐久性を持っている。
- 汚れが付きにくく、外見もきれいな仕上がり。
Demerit
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- 強い衝撃を加えると表面が破折する恐れがある。
- 2重構造でクラウンに厚みが出るため、歯を削る量が多くなる場合がある。
- 調整が難しく、割れた場合は再治療が必要。
- 治療期間/回数
- 3週間~3ヶ月/3~5回
- 費用
- 88,000~132,000円(税込)
ハイブリッドセラミック

セラミックと歯科用プレスチックであるレジンを混ぜ合わせた素材です。オールセラミックには審美性の面で劣りますが、リーズナブルでありながら、白く美しいお口元を演出できます。
Merit
メリット
- オールセラミッククラウンなどと比べ、比較的コストは抑えられる。
- 金属アレルギーの心配がない。
- 二次的なむし歯のリスクが減少する。
- 汚れが付きにくい特性がある。
Demerit
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- 装着しているうちに、表面のツヤがなくなり変色しやすい。
- 装着していると歯ぐきに着色する場合がある。
- 長期的な使用で、歯がすり減る恐れがある。
- 治療期間/回数
- 3週間~3ヶ月/3~5回
- 費用
- 66,000円(税込)

より効果が高く、後戻りをしにくい薬剤を使用し、本来の歯の白さを取り戻します
ホワイトニング
ホワイトニングは、歯に沈着した着色成分を専用の薬剤で分解し、本来の歯の白さを取り戻す治療法です。当院ではティオン社のホームホワイトニングシステムを使っています。ホームホワイトニングとは、最初に当院でホワイトニング用のマウスピースをお作りして、ホワイトニング薬剤を使ってご自宅で行っていただく方法です。歯科医院で行うオフィスホワイトニングという方法もありますが、ホームホワイトニングの方が効果が高く、後戻りもしにくいことから、現在はホームのみを行っています。

メリット・デメリットや注意点をしっかりご説明
当院でホームホワイトニングを行う方には、ホワイトニングの方法のご説明はもちろん、食事の摂り方、ホワイトスポットという白い斑点が出るなどの注意も事前にしっかりご説明をいたします。また、単に「白くなりました」で終わるのではなく、ご来院の際は必ず写真を撮り、変化を記録し、ご本人にホワイトニング施術前と施術後の違いを比較できるようにしています。
ホームホワイトニング
歯科医院で患者さんの歯型に合わせたマウスピースを作製し、ご自宅で患者さんご自身がホワイトニングを行っていく治療法です。マウスピースに薬剤を注入し、一定時間装着することで、ゆっくりと歯を白くしていきます。当院ではティオン社のホームホワイトニングシステムを使っています。
Merit
メリット
- ご自宅でできるのでライフスタイルに合わせやすい。
- ホワイトニングの効果が持続しやすい。
- オフィスホワイトニングに比べ治療費が安い。
- 色戻りがしにくい。
Demerit
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- オフィスホワイトニングに比べ、薬剤の濃度を抑えているため、効果が見られるまで時間がかかる。
- オフィスホワイトニングに比べ、一回の使用時間が長くなる。
- ホワイトニング期間中、歯に色移りしやすい飲食物に気を付けなくてはいけない。
- 治療期間/回数
- 2週間~1ヶ月/1~3回
ホームホワイトニングの費用
マウスピース作成・ホワイトニング薬剤2本 | 22,000円(税込) |
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マウスピース再作成 | 5,500円(税込) |
ホワイトニング薬剤1本 | 3,300円(税込) |
オフィスホワイトニング
高濃度の薬剤を利用し、歯科医院で行うホワイトニングです。歯に薬剤を塗布し、光を当てることで成分を活性化。スピーディーに歯を白くしていきます。1回の治療時間は1時間程度。患者さんのご希望に応じて複数回繰り返すこともあります。1回の施術で効果を実感しやすいのがメリットです。
Merit
メリット
- 資格を持つ歯科医師・歯科衛生士が施術を担当するので、ムラが少ない仕上がりになる。
- 1回の施術でも、ホワイトニング効果を得やすい。
- 必要に応じて歯のクリーニングと同時に対応できる。
- 処置時に何か異常を覚えた時も適切な処置ができる。
Demerit
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- ホームホワイトニングに比べ、患者さんによっては料金を割高に感じる場合がある。
- 歯の白さを保つには、繰り返しの来院が必要になる。
- 薬剤を使用する際、痛みを感じたり、沁みたりする場合がある。
- 治療期間/回数
- 1日/1回(90分)
- 費用
- 28,600円(税込)
ウォーキングブリーチ
外傷やむし歯の進行により神経を失った歯(失活歯)は、変色してしまうことがあります。このような失活歯の変色に関しては、通常のホワイトニングだと対応できません。「ウォーキングブリーチ」と呼ばれる特殊な方法が必要です。
ウォーキングブリーチは、歯の内部に高濃度の漂白剤を封入し、内側から徐々に歯を白くしていく治療法です。神経のない歯に特化した方法であるため、神経が生きている歯には適用できません。
Merit
メリット
- 神経がなくなった歯も白くすることができる。
- 歯を削る量が少ない。
- 痛みがほとんどない。
- 被せ物で白くするよりも安価である。
Demerit
デメリット
- 自費診療のため、保険が適用できない。
- 神経の残っている歯には、使用できない。
- 色が戻ってしまうこともある。
- 薬剤の効果で痛みを伴う可能性がある。
- 治療期間/回数
- 1ヶ月~1ヶ月半/3~4回
- 費用
- 16,500~22,000円(税込)